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ごあいさつ MESSAGE

丁寧に、丹精を込めて

 手入れをする、人手をかける、手間をかける。手はいろいろな言葉となって現れます。手入れが行き届いた庭のようなという言葉に、どのような光景を思い浮かべるでしょうか。昭和の高度成長の時代、環境問題はあくまで悪化する自然環境を食い止めるためのものでした。自然は時に美しく、時に猛威を振るいます。環境基本法の成立から30年、平成から令和へと移る中、環境は人間社会に豊かさをもたらす生活基盤として、あるがままの自然から人手をかけて生み出されるものと変わってきています。

 クリーンテックグループは、廃棄物を管理するとともに、豊かな環境を生み出していくことに焦点を当て、創業から30余年歩み続けています。現在も未来も、満ち足りた環境が人々と共にある、その調和のとれた姿を私共は「美しい」という言葉に託して参りました。丹精を込めて手入れをして、いかに美しくあるか。そのために必要な民間サービスを提供することが、私共のグループの大きな事業目的となっています。

 栃木県様における30年来の努力の上に築かれた計画の下、弊社は特定目的会社として設立されました。熊谷組様、クボタ環境エンジニアリング様より共同出資をいただき、栃木県様の進める公共事業へクリーンテックグループとして参画、資金・技術を含むあらゆる側面から協力をさせていただいております。不法投棄を撤去することはもとより、栃木県という「モノづくり県」で生み出される廃棄物を、栃木県内の廃棄物処理事業者の皆様と共に管理し、金融機関様のご協力の下、PFI形式での民間サービスを提供することを目的としています。

 目指すべきは、「美しい環境を作り出すこと」であり、「栃木県様の公共事業に参画し民間の目線からサービスを提供すること」でもあります。二つの目的に矛盾はありません。官民に隔たりは無く、環境事業の目的は広く公共の福祉であり、経済的な基盤はその達成のための手段であると私共は強く信じています。環境に携わる者の1人として、栃木県様、環境省様との全面的なパートナーシップの下、熊谷組様、クボタ環境エンジニアリング様と協力し、真摯に取り組んで参りたいと強く思っています。今後とも多くの皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

代表取締役 安藤 由紀男

代表取締役 安藤 由紀男