複合型焼却設備
独立した2系列の焼却炉を完備しているため、一方の焼却炉がメンテナンスを行っていても処理が滞ることがありません。保管が難しい医療廃棄物なども年間を通して安定した処理を行うことが可能です。また、2系列の焼却炉はそれぞれ異なる特性と機能を備えているため、多種多様な廃棄物を安全かつ適切に処理することができます。
キルンストーカ炉
バーチカル炉
自動保冷庫
高度な管理が必要な医療廃棄物は、受け入れから焼却炉へ投入するまで、人の手を一切介さない完全自動化で対応しています。医療廃棄物を独自に分類し、炉の燃焼状況に合わせ、廃棄物を投入する順序を変更することで効率のよい処理が可能です。保冷庫内は高度な空調管理により廃棄物の性状変化を防ぎ、安全性と効率性を高めています。
自動保冷庫外観(エアーカーテン)
自動保冷庫内
固定床炉
ドラム缶内に付着した油泥や塗料カスも、そのまま炉内に投入し焼却処理できる固定床炉を備えています。
固定床炉
乾燥設備
キルンストーカ炉の燃焼ガスを利用して、低塩分の動植物性残さなどを乾燥し、堆肥化します。
乾燥機