野鳥が住みやすい環境づくりに挑戦!

  • 2025
  • 地域活動

 環境委員会では、「野鳥が住みやすい環境を増やす」という目標のもと福島市小鳥の森でアシスタント・レンジャーである弦間一郎様にご指導いただき、施設内の野鳥観察や環境整備に取り組んでいます。
 今回はこれまでの活動を紹介します。

 活動の第一歩として、福島市の豊かな自然環境を象徴する『シジュウカラ』と、施設内で確認されている『ヤマガラ』をターゲットに巣箱を設置しました。繁殖期前に設置する必要があるため、委員会メンバーが手作りした巣箱を施設内の木々に12箇所取り付けました。
設置した巣箱を小型カメラを使って観察をしたところ、2箇所の巣箱で産卵が確認できました。さらに、2回目の観察では待望のヒナの姿を確認!その愛らしい姿に、思わず「かわいい~♡」と叫んでしまうほど感動的でした。上を向いて口を開けているヒナの姿はたまらなく愛おしく、貴重な瞬間に立ち会えた喜びはひとしおでした。

『シジュウカラ』管理棟周辺撮影

産卵の様子

 また、小鳥たちの餌を自分たちで調達する活動にも取り組んでいます。
その一つとして野鳥が好むヒマワリの種を選定して収穫を目指し、部署ごとに好きなヒマワリの品種を選んで育て始めました。ヒマワリの世話をするうちに自然と会話が弾み、植物の成長を共に喜び合う良い機会となっています。

みんなで巣箱作成中!

どの部署のひまわりが一番育つかな?

活動は始まったばかりですが、小鳥のさえずりが聞こえる最終処分場を目指し、これからも試行錯誤しながら活動していきたいと思います。

環境委員会